【閲覧注意】人間関係の断捨離をする時 ※愚痴が嫌いな方はこのページを開かず、回避してください。

雑記

【注意!】この記事は長文なうえ、あなたの気分を害するかもしれない愚痴が多分に含まれます。

他人の感情の嵐に巻き込まれたくない方は、そっとブラウザバックすることをオススメします。

「大丈夫やで」って方はスクロールどうぞ。

こんばんは、ヤモリです。

人付き合いの希薄な私ですが、それでもたまにご飯を食べたり遊んだりする相手が何人かいます。

今回は、薄ーく続けていた人間関係を一つ断捨離することにしました。これはその経緯と感情の記録です。

誰との断捨離?

断捨離相手であるYちゃんは新卒で入社した会社の同期。当時は業後にお茶をしたり映画を見に行ったりした仲でした。

その後お互い退職して私は上京し、A社に転職。まもなくYちゃんも勤務地は違うものの地元県のA社支部に転職しました。

Yちゃんは営業職、私はスタッフ職で事業部も職制も別々でしたから直接仕事で絡む機会はありませんでしたが、東京で全社イベントがあるときなどは会場で待ち合わせて会ったりしていました。

ただ、彼女はA社支部の同僚とは誰もそりが合わなかったみたいで、長年不満を募らせていました。私は「合わない環境でずっと我慢することはないよ」と愚痴を聞きながら転職を勧めて、Yちゃんは数年前にA社を退職し上京、今は別の会社に勤めています。

私はその後もA社で働き続けていましたが、セミリタイア資金がたまったのと、職場の状況が変化(後述します)したこともあって、今回退職することになりました。(彼女にセミリタイアのことは話していません)

Yちゃんのコンプレックス

Yちゃんは、収入の多くを美容やファッションや家具に投じているだけあって、いつもお洒落な人です。お金がいくらあっても足りないよ~と言っていましたが、第一印象で私は「かわいい子だなあ」と思いました。社交的で、誰とでも物おじせず話せるのが羨ましかったです。話題も豊富で映画やテレビの話をする分には、とても楽しかったのを覚えています。

ただ、新卒当時から気になっていたことは、愚痴が多いということでした。

単純にあいつがムカつく、誰々ちゃんが性格悪い、みたいなのも多いのですが、特徴的だったのは〇〇さんからマウントを取られた系の話が多いことです。

学歴に始まり、年収だったり、恋人や結婚の有無だったり。実際に話を聞いていると私には「ん?」と思うことがほどんどでした。

例えば、ある時Yちゃんがこんなことを言いました。

「最近結婚した友達がいるんだけど、既婚になったとたん性格悪くなったんだよね。海外旅行に行こうよって誘ったら『旦那に聞いてみないと』だって。結婚したら友達よりも旦那を優先するの?私だったら家族より友達を優先するけどな~。なんで、マウント取ってくるの?って思ったよ。あの子、結婚して非常識になったみたい」

私には彼女の言う非常識が何かは分かりかねましたが、賛同できる話ではないなと思いました。とはいえ、彼女が一度もパートナーができたことがないことをコンプレックスに思っていることは知っていたので、婚活がうまくいかない焦りもありちょっと過剰に反応してしまっているのだろうなと解釈していました。

そこで、

「今まで気兼ねなく一緒に遊べてた人が、そうじゃなくなるのはさみしいよね」

とか

「既婚と独身だと価値観や話題が合わなくなるのはわかるよ」

など、部分的な共感は示すが同意せずの立場でいました。

彼女もうんうんと頷きながら、それでも「そういうのって非常識だよね?」「結婚すると非常識になる人、多くない?」など繰り返していました。どうしても非常識だと言ってほしいんだろうな~と察しながらもかわし続ける私にしびれを切らしたYちゃんは言いました。

で、ヤモリちゃんはどう思うの?非常識だって思うよね?

直球を投げられては逃げられそうにありません。正直に自分の考えを伝えました。

「う~ん……結婚したらパートナーとは運命共同体になるわけだし、ある程度は仕方がないんじゃない?一緒にローンを組んで家を買ったり、子育てだってするだろうし。家族になるってことはお互いに責任を負いあうってことだよ。子供が熱が出たからと言って友達が代わりに看病してあげられるわけでもないし、何の責任も負わない他人よりも旦那や家族が大事になるのはまあしょうがないって思うよ。既婚になった友達とは疎遠になっちゃうかもしれないけど、私はずっと独身でいたいと思ってるし、独身は独身同士で仲良くすればいいじゃない」

彼女は期待とは違う回答でいくぶん不満そうでしたが、その場はそれで終了しました。

愚痴が悪いとは思わない理由

確かに愚痴がすごく多いし、独自の理論が多い子だなとは思っていましたが、私は愚痴を言うことそのものには反対していませんでした。人間関係だれでも嫌になったり腹が立つ瞬間はある。そのガス抜きをどこかでしたいぐらいの気持ちなんだろう。ここで怒りを発散してスッキリした気持ちで日常生活に戻れるなら、愚痴を聞いて共感することにも意味があるんじゃないか?と考えていました。

……この考え方は間違っていたことを、後々痛感します。

きっかけは、オンライン飲み会

Yちゃんとは通算で十数年のつきあいになりますが、ここ10年ほどは私から連絡をすることはなく、年1~3回ほどYちゃんから連絡があった時にランチやオンライン飲みをする付き合いを続けていました。

そして、一年ほど前のことです。

私が上長に退職の意思を告げたことを話すと、Yちゃんは急に面接官のような態度を取り始めました。

自分の仕事の棚卸からまずしないとね。どんなスキルがあるのか言ってみて?

と言いながら、希望年収なども根掘り葉掘り聞いてきます。その頃、彼女は人材斡旋の仕事についていたので、「職業病が出ちゃったのかな?」と思いましたが、彼女はIT業界のことは専門外です。「GAFA?は?なにそれ?」って聞くくらいですから、多分専門用語は通じません。

「まだ転職の準備のことは何も考えていないからそういうのはいいよ。時期が来たらどこかの転職エージェントに登録でもするから気にしないで~」

やんわりと断りました。

そもそもフルタイムで転職しようと思っていなかったのと、関東を離れることも検討していたため、どう考えても私が彼女に転職の斡旋を頼むことはないだろうなと思っていました。

それでも彼女は粘っていましたが、どうにかすっとぼけて話題をそらしました。

その後コロナ禍の中、何度かランチに誘われたりもしたのですが、「コロナが明けたらね」と一年ほど断っていました。

今回、緊急事態宣言があけたタイミングで再び彼女から連絡が来たこともあり、「自粛も明けたし久しぶりに話す?」と水を向けたところ、オンライン飲みの運びとなりました。

他愛ない話をしたあと、彼女が聞ききました。

転職先は決まったの?

「転職はしないことにした。退職後も今の職場から業務委託を受けることになったから、しばらくは個人事業主をやるよ。後任が見つかるまでの間だろうけど、今の上司にはお世話になったから恩返しのつもりで受けようと思う」

そう答えたところから、雲行きが怪しくなりました。

スイッチの入ったYちゃん

実は私のいる事業部は少し前にA社から別の会社に移されて、様々な事情が変化しました。そのため職場の3分の1にあたる人員が入れ替わっており、退職した人の仕事をまだ慣れない新人がこなしきれるはずもなく、残った人たちにそのしわ寄せがきて疲弊した末に不満が上がるようになっていました。

採用にしてもCMをバンバン打っているA社のネームバリューがあったころと比べれば希望者自体が少なく、人材の質は低下が否めません。そういう状況もあって後任の人員を補充しかねているのではないかと説明しました。

「私はA社にいたとき仕事の仕方は教わってよかったけど、A社の人たちの他人を見下すような態度は見習うべきじゃないと思ったなあ」

とYちゃんが言いました。

私はこの時まだ異変には気づいておらず、彼女が地元県のA社にいたころのことを思い出して何か言っているのかな?くらいに思っていました。なので、「そうなんだね」と言いながら次の話題に移ろうとしたのですが、彼女は文脈を無視してさっきと同じセリフを繰り返します。それが5~6回続きました。

「……さっきからずっと同じことを繰り返し言ってるけど、なにか私にしてほしいことでもあるの?」

「んー、してほしいとかじゃないけどお、ヤモリちゃんはA社に染まっちゃったなあって思って」

「??」

「A社の人たちの他人を見下すところ、ヤモリちゃんには真似して欲しくなかったなー」「A社の人って自分がすごいと思ってるかもしれないけど、他社に行っても通用するかって言ったら違うんじゃないかなあ?」「それなのに、自分よりできない新人を見下すようなことはやめた方がいいんじゃない?」

正直、「はあ?」と思いました。意味が分からん、とも。

確かに退職を考え始めた頃、しわ寄せのあまりの多さに、教えても教えても新人たちに業務内容がなかなか入っていかないことを愚痴ったことがあります。メモを取ろうとしない人は論外だし、取っている人もそのメモは見直すこともないまま5回も6回も同じ質問をされるのはもう疲れた、と。

けれどもそれは1年以上も前の話で、彼女から「私は気にしないから、たまにはヤモリちゃんも嫌なことがあったら話してよ~。いつも愚痴聞いてくれてるでしょ?」と促されてのことでした。話した後は「最悪だね~。嫌なことは我慢しないで嫌ってはっきり言った方がいいよ~。私だったら言っちゃうな~」とも言われました。

それが、1年もたって久しぶりに話したと思ったら、なんで今その話?全く意味が分かりませんでした。

しかし、彼女が私にしつこく「見下している」と言いたがっていることだけは確かです。この時は何が彼女のスイッチを入れたのかもわからず、本当に意味不明でした。

そして、非表示に

とにかく、私が何か彼女の地雷を踏んだのだなということだけは察しました。とはいえ、私も急にあおられて怒りがこみあげてきていました。どうにか冷静になろうとしますが、

「Yちゃんがそう感じたということはわかったよ。じゃあ、この話はもう終わりにしよう」

と提案するのがやっとです。

ですが、彼女はしつこく同じセリフを繰り返します。

全くやめる気配はないので、

「今はお互いに思いやりのある言葉を言えないだろうから、一度時間と距離を置こう。私はあなたから言われたことで嫌な気持ちになったし、もうこれ以上話を続けたいと思わない」

これも複数回伝えるものの、

「ん~、でもお、私は別に嫌なこととか言ってないよ?見下してるな~と思ったから言っただけで~。私は嫌なことって思わないけどな~。なんでキレてるのかわかんないなあ~?」

同じ押し問答を繰り返すだけです。

結局、話を終わらせてもらえないので、私も我慢の限界を迎える前に通話を打ち切りました。

「しばらく連絡してこないでほしい」とLINEして、あとは非表示です。非表示にする前に、彼女からのリプライで「失礼なことはやめてね」と返ってきているのが見えました。

激しい怒り

私は意味わからんと思いながらも、ものすごく腹が立っていました。

こういう時、つい誰かにLINEして同意してもらいたくなる気持ちがよくわかります。自分の怒りに共感してもらうことで、自分は間違ってないと思いたいんです。でも、愚痴られた方は感情のゴミ箱にされて嫌な思いをするだけでしょう。なんとか踏みとどまって、ノートに気持ちを書きなぐりました。これならだれも巻き込まずに怒りを処理できます。(3ページも書いてしまった(-_-;))

一晩経って

怒りの感情は通り過ぎるまで6秒と言いますが、私は翌朝になってもまだ時々思い出してはムカムカしていました。

それでも気分転換に街を歩きながら「誰だってこういう嫌な経験はあるものだ」「腹が立つのだってきっと数日後には薄れている。長い人生で見ればきっと一瞬」そう考えると、少しづつ冷静になっていきました。

そうしてみると、私は彼女に「見下している」と言われたことが、事実とそう遠くないのではないかと思いはじめました。

私は彼女を見下していたのか?

ここまで読んた方で気づいた人もいるかもしれませんが、冒頭で書いたように私はYちゃんを愚痴が多い人だなと思っていました。そして、コンプレックスがあるから仕方ないんだろうと解釈し、でも関係を密なものにしたく無いから自分からは一切彼女に連絡をとらず、誘われた時だけ会う約束をしていました。連絡が来なくなってフェードアウトするならするでかまわない。そう思いながら。

……考えてみれば、これは本当に友情だったのでしょうか?

私は彼女のことをひとりの人間として尊敬し、友達として敬っていたと言えるでしょうか?

言い訳ばかりの自分

私は自分の不満を紙に書きだした後、それを眺めてこうも思いました。言い訳ばかりだな、と。

わざわざ向こうから連絡をしてきたからオンライン飲み会をしたのに

(→本当は話したいと思ってないけど、嫌われたくないから自分からは拒絶しない)

新人の愚痴を言ったことはあるけど一回だけ。それだって、Yちゃんから言わせたのに

(→本当は言いたいわけじゃなかった。それもこれも彼女のせい)

全部、言い訳です。

自分の行動や発言の最終決定権は自分にあります。

彼女が何を言おうが、私にはそれをしない選択肢がありました。

選ばなかったのは自分です。

結局のところ

彼女は私が「『新人』を見下している」と言いましたが、本当は私の彼女自身に対する態度を見透かしていて、「ヤモリちゃんは『私』を見下している」と言いたかったのではないかと考えると、すべてがしっくりきます。あの時、彼女のスイッチを入れたものが一年以上も前の新人への愚痴だとは到底思えません。

「なんでキレてるのかわかんないなあ?」と言われて、「キレてるんじゃなくて怒ってるんだよ!」と言い返しそうになりましたが、何のことはありません。自分の彼女を軽んじる態度を見透かされて図星を刺されたことに狼狽し、キョドってキレていたんだと思います。

依存関係を終わらせる

彼女は愚痴の多い人でしたが、その環境を整えたのは私です。

彼女は愚痴を聞いてもらえるから私に何度も連絡してきて、私は自分から嫌われたくないからそれを許容しました。彼女自身が自らと向き合い、前にすすんだり省みるといったアクションをすることを遠ざけながら。それは友情でもなければ手助けでもなく、ただの依存関係です。

愚痴を言うことのすべてを否定はしません。つらくて苦しくてどうしようもない時、抱えていたものを吐き出すことで救われる人は多いはずです。本当に信頼関係のある者同士だったら、まず、吐き出させてあげることの有効性は疑いません。

でも、愚痴を言い続けることはいいことかと聞かれたら、どうでしょう?愚痴を聞き流すことで関係を保とうとした愚か者の末路をここまで聞いた方なら、もう答えは出ているでしょう。

私は彼女との依存関係を終わらせます。

もう彼女の苦しみに共感を示してあげることはできませんが、それは彼女の課題であって私の課題ではありません。

私の課題は、人に嫌われたくないがために自分の行動の責任を他者に擦り付けようとした私自身の心の弱さです。

最後に

長文ですがここまでお読みいただきありがとうございました(6000字超えてました)。

最初は読者の気分を悪くさせるような記事はあげるべきではないと思いましたが、私がブログを始めた理由は自分の感情を記録して、見つめなおすためです。だから、キラキラした出来事や前向きな気持ちばかりを綴って「私ってこんな人間なんだ」というのは違うと思いました。夢を叶え、新しいことを始めようとワクワクしている同じ心で、醜くて矮小で目をそむけたくなるようなドロドロした感情も持っています。それに目を向けるためにこの記録を残そうと思いました。

最後までお付き合いいただいたことを感謝いたします。

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